【シュワッチ】
※Netflix作品
6月19日時点で、世界12カ国でトップ10入りする人気なのだそうだ。
分かる気がする。
古いテレビシリーズの「ウルトラマン」のいくつかの話には、「それって、怪獣、かわいそうじゃん」みたいなストーリーがあった。
ゴジラもそうだが、怪獣は人間の過度な開発や公害の被害者のメタファーだった気がする。
この「ウルトラマン・ライジング」は、そんな人間のエゴと、ウルトラマンの使命との間で揺れ動く心情などをテーマにした物語だが、なかなか怪獣も可愛くてナイスだ。
それに怪獣を必要以上に嫌う人間にも、その理由を明確にして、単純な二項対立に落とし込んでいないところも良いと思う。
あとはしっかり、オープニングの絵の具をぐるぐるしたようなところや、伝統の片腕を上に突き上げて変身する姿などもあってリスペクトも感じるし好感度の高い作品だった。
シュワッチ!