このレビューはネタバレを含みます
「テリファー 聖夜の悪夢」
このシリーズを劇場で鑑賞するのは初。1作目からするとよくここまでのシリーズになったなと感心するレベル。
前作の惨劇から5年後、ようやく平穏な生活を取り戻しつつあるクリスマスに再びあいつが戻ってくる。
まず、アバンタイトルから最高だった。クリスマスを楽しみにしていた少女の前に現れたサンタ姿のアート君。彼女の目の前で繰り広げられる家族惨殺のシーン。ジャンプスケアは殆どないが、普通に怖い。
そしてアート君がサンタの格好を手に入れるシーン。愛嬌に溢れたアート君の可愛らしさ全開で、このあと惨劇になると分かりきっているのにも関わらず、笑みが溢れてしまう。そして案の定、バイオレンスだった。
主人公の悪夢のシーンが、ホラー映画でよく使われる「現実かと思ったら夢だった」という演出に見せかけた現実描写だったところには感心した。無敵の猟奇殺人鬼に襲われる映画としては王道を辿っているように見えて、ちゃんと独自性も確保している。ただのホラー映画と侮ることが出来ないところが本シリーズの魅力かもしれない。
前作の時にも感じたが、やはり「死霊のはらわた」シリーズと同じ道を辿っていきそうで目が離せない。アメリカでも大ヒットを記録しているようなので、4作目ではそこそこ有名な俳優が出演するのではなかろうか。普通に面白いシリーズだし、80sのホラー映画みたいにバンバン続編出していくというのもアリだと思う。