「退屈な日々にさようならを」や「少女邂逅」で秋葉美希さんは拝見していて、好きな女優さんでした。その秋葉さん監督の映画ということで、終映日に駆け込み、、!
結果、ほんと〜〜に観てよかった!!
私も父が亡くなっていて、身近な人を亡くしたというところで少し近い気持ちで観れた。(たぶん暖のほうがお父さんと全然仲良かったし思い出もあるだろうけど…!笑)
旅の途中のパスタ食べてる所で壮介が「生きてるだけでいいやんな」と言ったシーン、数年前に同級生が父親の愚痴みたいなのを言ってるときに「ええやん、生きてるんやし」と思ったことをおもいだした。
本当にそうで、その人の存在があるってだけで
それだけでいいんだよな〜と。
この映画でなにより好きだったのは、暖が壮介に「壮くん、次はどこ行こうか」って泣きそうになりながら言った場面。言葉の途中で改めて喪失感や感情がぶわっと溢れてきたのが伝わって、思わず私も泣いてしまった。。。
麺をすすったりタバコを吸う、ビールを飲むシーンも多かったのが印象的。
秋葉さんがインタビューで言ってたように
言葉を抑制して、食べたり踊ったりするという行動で表現されているのが、そこに言葉にできない想いが表れているかんじがしてよかった。
その人が好きだった食べ物を、その人を思い出しながら食べる。これだけでいいんですよね。