さくらんぼ

ディア・ファミリーのさくらんぼのレビュー・感想・評価

ディア・ファミリー(2024年製作の映画)
4.0
生まれつき心臓疾患を持っていた幼い娘・佳美の余命は10年。
日本、アメリカ、どの医療機関も手術はできないと言う。「何もしない10年と、やってみる10年」どちらを選ぶかとの妻の言葉に、それなら俺が作ると立ち上がったのが町工場を経営する父・宣政(大泉洋)。
医療の知識も経験も何もない宣政の行動にいろんな人が引き寄せられ共に行動していく。

お父さんが絶対に助けてやる。

実話と知らなければ、そんなことあり得ないと思ってしまうような展開。

結末が分かっていても涙せずにはいられない。

大泉洋さんはすごい役者さん。きっと今年も日本アカデミー賞にノミネートされるでしょう。←願望。周りを固める役者さんも皆素晴らしい。

娘の影響でSixTONESファンなので、松村北斗さんを贔屓目に見ていたとしても、彼は素晴らしかったと思う。あの言葉にグッときた。

娘を救おうと取った行動が多くの人を救うことに。「無駄なことは何もない」と教えてくれた作品。
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