【大関さんへ/「好き」が複雑になる前に】
気になる相手にちょっと意地悪したくなるという説は昔からあって、僕もそうだったような気がする。
高校生の時に僕には付き合っている大好きだった彼女がいた。
そんななか、他の女子から何回か告白されて、無理だよという返答をちゃんとしたのだけれども、それから歳を重ねて、おっさん、おばさんになって、同級会で会っても、その女性は僕と目を合わせてもくれないし、グループLINEの僕の書き込みには無反応だし、彼女の女性の友人たちも「何よ!」みたいな目で僕を見る(ような気がする)ので結構悲しい。
この「からかい上手の高木さん」は、最近の恋愛に奥手と言われている若者に対し、はっきりと告白できなくても、なんとか想いを伝える方法はあると元気づけているのだろうか。
ただ、僕としては、「好き」が複雑になる前に、好きと伝えることは大切だと思う。
進学や進路、就職、異動、転勤、転職などによって「好き」は複雑化するし、年齢を重ねれば、結婚という要素が加わることだってある。それに結婚を意識するとお金とか、相手の家族はどんな人だとか、実はかなり面倒くさくなる。
転校もそうだ。
だから高木さんは戻ってきたんじゃないのか。
そんなことになる前に、好きと伝えたい人がいたら僕は言ってみるのは良いことだと思う。
ねっ!大関さん。