【問題提起】
とある新聞にあった辛辣な映画評を読んだ。
この「ふれる」についてだ。
たぶん、問題解決があっさりしてるとか、違和感がありすぎるとか、そんなところだったかもしれない。
出身地ガチャの3人が、コミュニケーションにはタイパを気にする。
実は、これってネットの世界の中だけで、素性や本性を隠していたい人を表現しているような気がする。
物語自体が、ボヤけさせてるけど、僕には結構辛辣に思えた。今時の病理のような気がする。
いつのまにか話さないで理解した気になりたいタイパ。
まるで「ふれる」じゃないのか。
喜怒哀楽あってこその人間だの、社会だのいうと、きっとタイパがどうのこうのって話になるのだろう。
みんなと繋がっているということは、本当は誰とも繋がっていないということと同じだ。
メディアにZ世代なんて言われてチヤホヤされても、実はテレビもYouTubeもスポンサーが、ネットに宣伝で溢れるサービスや商品をZ世代にお金を払って利用したり、購入したりして欲しいだけなのに。
逆説的な意味を感じて加点しました……けど、さほど面白みはなかった。
ごめんなさいね。