♯260(2024年)リアルリビングデッド
舞台はフランス
主人公はデザイナーのヴィンセント
彼は勤務先で自分と目が合ったインターンの学生に、ラップトップPCで顔面をフルボッコにされてしまう。その後経理部の男からは、ペンで何度も手を刺されてしまう。
加害者はヴィンセントを攻撃している時の記憶が無いため傷害の告訴はしなかった。
彼は街でもホームレスから敵意や自動車で轢かれそうになり理不尽な暴力から身を守るため護身用の武器を購入する。
暴力のトリガーは他人と目を合わせること、ある日同じ境遇のホームレス”ジョアキムBD”から”歩哨”という交流サイトを紹介してもらう。彼からのアドバイスは犬を飼うこと。
ある日ダイナーのウェイトレスのマルゴーと知り合いになりいい感じになっていくがフランス全土での暴力事件はニュースになるほど深刻化されていた。
果たしてヴィンセントは生き残ることができるのか…。
◆良い点/注目ポイント
・フランス映画特有のハリウッド映画では表現できない描写が沢山有ります。さらにストーリーの展開も予測不能で楽しめます。
・愛犬のスルタンは吠えるというより喋っていました。
◆改善点
・溢れた便器と浄化槽での泥試合はキモいの極致です。
◆総括
・少ない登場人物とワンアイデアだけでここまで話しを展開出来るのは、凄いです。
これがハリウッド映画ならSWATや特殊部隊がヘリやHMMWVから降りてきて自動小銃で暴れる群衆を殲滅して15分で終わりそうでした。
-2024年260本目-