Fan’s Voice独占最速オンライン試写会で昨晩拝見しました。
うちにも1人息子がおりまして、母と息子の話ということで、これは見たいと応募しました。
両親とも耳が聞こえないそこに生まれた聞こえる息子、五十嵐大。
赤ちゃん👶から幼稚園児くらい小学生とずっと高校生くらいになるまで子役が演じてる訳なんですが、この人選が実に上手いというか吉沢亮に寄せて来てるんですよ。
吉沢亮も可愛い顔してますが🤭子役がじつに可愛らしい。
愛されるために生まれてきた感じ。
聞こえない親の元に生まれて、それが当然なことで違和感も持っていなかったし、自然と手話も両親が使ってるから覚えていく訳ですけど自我が目覚めたくらいの小学生中ほどになってくると他者との違いから反抗期に突入していく訳なんですよね。
コーダであることの負担も感じてたのか。全く感じていなかった訳じゃないと思うんですよ。
20歳位で東京に出て、しかし出自というのはやっぱり人に何か与えるんでしょうかね。自然と耳の聞こえない方との出会いがありそんな出会いからなんとなく少しずつ本当の意味での自立というか大人になって行く大。
そんなものが元はエッセイなので、監督と脚本家の演出によって上手く調理されていった感じですかね。
子役の繋がり感もそうですけど、エンドロール見てびっくりする訳です。実に沢山の協力者によって作られた映画。細部までこだわって作られた映画だということがわかるんです。
役者はみんな実際のろうの方がやられてるとか。お父さんお母さん役の方もろうの役者の方とか。
監督の拘りが良い作品を生み出しましたね。
邦ドラマや邦画も進んで観ないし、キングダムすらまだ観てないので正直、吉沢亮の演技はじめてみるくらいの勢いでしたけど、子役からの流れとか中高校生くらいの演技とかも良かったですね。すっごくいいまでは言わないけど、地味に良かった。←初見なんでこんな感想ですみません。(1ヶ所だけなんかもうちょっと🤏って所があったので🙏)
色々と気付きも多いです。しかしながらこの手の映画にしては、教訓臭いものも胡散臭いものも、出来過ぎじゃない?みたいなものもないし、特別なヒーロー感もなくて、一つの家族を描いているのが、とても良いです。