🇺🇸2024大統領選挙の直前に劇場で観た。

戦場となった🇺🇸アメリカを🚙車で最前線に進む戦場カメラマンのリアルなロードムービー。

臨場感が半端なかった。

〈良かったところ〉

・妙にリアルな戦時下🪖の描写
全編臨場感があり、戦争中は案外こんなもんかも知れないと思わせるほど、設定や🎥画に意外な説得力があった。

・飛び上がる程の銃声、音の使い方が効果的

・平穏な日常と🪖戦闘描写の対比と緩急が素晴らしかった。

〈登場人物〉
ベテラン記者　👩Lee smith
ベテラン記者　👱‍♂️Joel
駆け出し記者　👧Jessy Karen
老記者　🧔Sammy



以下はネタバレ備忘録とネタバレ感想

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【ネタバレ備忘録】

📺大統領のスピーチ

💧水を寄越せ！　

🛁戦場記者のトラウマ

ワシントンDCの西のペンシルバニア州の🚙pittsburgh 経由。"go Steelers!"🏈の落書き

朽ち果てたJC penny の駐車場に墜ちたヘリコプター🚁

父のNikon📷

🔥戦火を見ながら🚙仮眠

平和な田舎町のブティックで試着👚📷

スタジアム🏟で📷フィルム現像、宿泊⛺️
「親は内戦など無いかのように農業」

「敵かどうか分からん。」🏡遊園地の🎡銃撃戦

赤いサングラスのヤバい奴の人種差別
"what kind of American are you ? "
「僕らは100%🇺🇸アメリカ人だろ？ミズーリ・・・香港、中国？」からの射殺

🚁🪖最前線と棺⚰

ワシントンD.C. 🪖市街戦
ワシントン記念塔
ホワイトハウスに🪖突撃


【ネタバレ感想】

・劇伴は🇺🇸♫ ROCKET USA, ♫ say no go, ♫ dream baby dream....などいい曲もあったが、やや違和感あり。
演出上わざとかも知れないが・・・。

・エンドロールで🇺🇸大統領の死体の横で笑顔の西部勢力軍人🪖の📷白黒写真を見せられて(A24の製作者の意図通りに・・・)、苦々しい気持ちにさせられた。

インデペンデンス・デイ！🇺🇸



エイリアンの皆さん。
もう地球、特にアメリカに侵略しに来なくても結構です。
自分達で殺し合ってる みたいなんで。👽

一体 どんな気持ちでアメリカ人はこの作品を観たんだろう？
日本で例えるなら超過激な「翔んで埼玉」😅
『もしアメリカで内戦が起きたら？』
このタブーに真っ向から描いた問題作。
本国🇺🇸では2週連続No. 1の大ヒットを記録。
恐れているのか？　怖いもの見たさ？
日本人として私は この作品をどう受け止めたらいいんだろう・・・


さて本作　⚠️ネタバレあり⚠️


『シビル・ウォー
　キャプテン(大統領)アメリカ最後の日』。

いきなり内戦(シビル・ウォー)。
もう 始まっている。
なんの説明もなく理由も分からずハナ(最初)から緊迫の状態！
いいかも！　ダルさなく入り込める！
この『いきなり感』は「プレデターズ」によく似てる。
徐々に『壊れゆくアメリカ』を見せてくれることで ことの重大さ が説明されなくても伝わってくる見事な演出。

主人公は政府でも反乱軍でもなく いわゆる報道カメラマンのクルーたち。
そこに若い新人カメラマン(ウーマン？😅)も加わって渦中の人『大統領』にインタビューをするという大胆な試みに挑むメンバーたち。
ベテランとルーキーふたりの『報道カメラウーマン』たちの掛け合いが本作の軸となる。

『誰がアメリカをこんな国にした？』
ではなく
『この先 どーすんねん！』
を描いているのもヒットした要因のひとつ なのだろう。

『女子の子役が大人になって女優として成功するのは難しい』と言われている昨今でジョディ・フォスターの次に成功しているのは本作の主役を張ったキルスティン・ダンストぐらいではないだろうか。
沈着冷静な戦場カメラマンを存在感たっぷりに演じていて貫禄すら感じる。

「プリシラ」「エイリアン:ロムルス」そして本作と今年のNo. 1女優はケイリー・スピーニーで決まり‼️😁
でも戦場カメラマンにしてはちょっと可愛いらし過ぎたかな？

恐ろしいシーンが二つあった。

ひとつはあの赤いサングラスを掛けたあのアメリカ兵。
あれが 真のアメリカの姿。
ホントに恐ろしかった。
演じた人ってもしかしてジェシー・プレモンス？
(キルスティン・ダンストの旦那さん)
似てただけ？🤔

二つ目は 星が二つだけの星条旗が風に舞っているシーン。
なんか恐ろしさを感じてしまった・・・

『それは、今日 起こるかもしれない』

それを恐れてカマラ・ハリスが大統領になるのかも・・・
トランプだったら現実にしそうなんで。😅


2024年 10月7日 8:05〜
グランドシネマサンシャイン池袋screen 3
💺381席
客入り　私を含め8人。　😞

ホントは公開初日(4日)に観に行くつもりだったのだが、前日に観た「サウンド・オブ・フリーダム」の余韻が次の日になっても消えなくて・・・

おっさん世代はオリバー・ストーン監督の「サルバドル 遥かなる日々」を思い出す。
同じくらいの衝撃でした。

それは、今日起こるかもしれない。

アレックス・ガーランド監督、脚本、キルスティン・ダンスト、ヴァグネル・モウラ、スティーヴン・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニー等の共演によるアメリカ、イギリス製作のドラマ。
内戦が勃発したアメリカで、取材のためニューヨークからワシントンD.C.に向かう四人のジャーナリストの姿を描く。
主人公となる四人のジャーナリスト、リー、ジョエル、サミー、ジェシーをダンスト、モウラ、ヘンダーソン、スピーニーが演じているほか、ニック・オファーマン、ソノヤ・ミズノ等が登場。
物語は、冒頭オファーマン演じる大統領の演説シーンでスタート、その内容から、細かい説明はないものの、アメリカで不穏な出来事が起きていることが伝わってくるため、導入としては文句なし。
次には、駆け出しのカメラマンであるジェシーとベテランフォトグラファーであるリーが出会うこととなるのだが、突如ニューヨークの街中で内戦が起き、大音響の爆発音が響き渡ったかと思えば一気に無音状態へ転換し、あたかも自分がその場にいるかのような臨場感が味わえたのは映画館ならではなのだが、その無音が続く中、ガサゴソと何やら袋をさばくるような音を立てる観客がいたのは非常に残念で、速攻退場してもらいたかったところ。
以降、四人のジャーナリストが857マイル離れたワシントンD.C.のホワイトハウスに立てこもる大統領にインタビューすべく移動する様が中心となり、途中様々な難局を乗り越えつつ、ジェシーが成長をしていく展開は、まさにロードムービーのそれ。
そんな中、牧場の入り口で佇むシーンは、もはや嫌な予感しかしないホラーであるし、ダンストの夫であるジェシー・プレモンス演じる赤いサングラスをした謎の兵士と対峙するシークエンスに至っては、観ているこちらも肩の力が入り、脇汗が止まらないような緊張感が張り詰めており、これもまた没入体験が半端ないもの。
また、前述のような成長譚を見せるジェシーを、フェデ・アルバレス監督『エイリアン：ロムルス』で常に困り顔であったスピーニーが見事に演じており、冒頭と終盤ではまったく別人のようであったあたりは演技力を感じさせてくれるところで、今後も注目していきたい次第。
クルマ好きの視点からすると、近未来の設定でありながら、四人が乗り込むクルマが生産終了してからもうすぐ二十年になろうとするフォード・エクスカージョンだったのは少し謎であったのと同時に、途中、これまた古めのトヨタ・ランドクルーザーと、すわカーチェイスかと思わせるようなシーンがあり、並走するカットを見ると、日本ではボディが大きくて、特に都市部では持て余しそうになるランドクルーザーが、二回りぐらい小さく見えたため、アメリカのフルサイズSUVの大きさが感じられたのは見逃せないポイント。
何が起きているかの明確な説明は省かれているものの、星二つの星条旗があるだけで内戦を始めとした何かが起こっていることを示していたのは秀逸であるのに加え、劣勢にも関わらず、強気な発言を繰り返す政府は第二次世界大戦末期の日本と同じであり、こんなことが繰り返すことがないよう願うしかない。
『エクス・マキナ』『アナイアレイション -全滅領域-』そして『MEN 同じ顔の男たち』と、変化球的な作品が多い監督にしては、至って真面目な作風であり、細かいところを言ってしまえばツッコミどころはあるものの、エンタメ作品としての完成度は文句なしで、終盤に至っては、まさに戦場に放り込まれたような臨場感となっており、是非スクリーンで味わってもらいたいものであるとともに、日本版リメイクを作るのならば、リーを米倉涼子、ジョエルを沢村一樹、ジェシー演じるスピーニーは前述の『エイリアン〜』の際にはのんと書いたものの、本作品の役どころとしては清原果耶、そして何より大ベテランサミーは、見た目だけならひふみんこと加藤一二三なのだが、流石にそれは無理があるので、竹中直人あたりが現実的だろうと思う秀作。

私を殺させるな。