アンゲロプロス日本初登場。ある旅芸人一座を通して描くギリシャ史。冒頭は52年、ある街に到着した一座。39年、ある街に到着した一座、そして40年の大戦参加、ナチ占領下のギリシャ。42年、そして52年、…
>>続きを読むたった一度ではほとんど理解できていないであろう。一生をかけてこの映画とは付き合っていきたいと思った。揺らぎ続ける時間、変わり続ける政治体制、入れ替わる語り手。すべてが固定されず流れていくがギリシャと…
>>続きを読むやっと見た。ひとまず1カット内に克明に記録されている、動⇄静の推移に感動できれば十分だと思う。
しかし緩やかにパンし続けるキャメラの存在感が映画を単なる「記録性」から解放している。パレード隊との合流…
「私はイオニアの海から来た。君たちは?」
ひとつの空間の中で複数の物語が流れるようにする
理解は半分もいってなかったけど見て凄いもんは凄い。
静寂のコントロールと長回しがとにかく凄まじく、ワ…
とにかく232分の長尺。
ワン・シーン、ワン・カットで壮大なるギリシャの歴史を描いていますので、ストーリーを簡略化するのは容易ではありません。
以下、公開時のパンフレットより、解説を抜粋します。
…
『狩人』もそうなのだが、この映画もまた、全き音楽、音響の映画になっている。
ミュージカルの様に人々、その集合、集団は歌い、踊り、あるいは行進して、画面に登場しては退場する。この映画のキャメラはその…