捨てたものが戻ってきちゃう奇妙さは、古典的な手法、捨てたのに!
楳図かずお「呪いの館」の赤ん坊少女タマミは、いまだマイトラウマ・ナンバーワン。
不穏な気配が物語を駆動する点は、ニコラス・ローグ「…
撮り方や画面の雰囲気は別に普通な感じなんだけど、なんだかその映像の中に読みきれない部分があるような気がして、それがこの作品がミステリアスな雰囲気になっている理由なのかと思う。作品の内容は現実と妄想…
>>続きを読む映画としては割とスッキリと見れる。しかし、終わった後に考えるとまとめられない。あれ、これはなんでだというのが次から次へと出てくるのだ。まとまっていないが記録させていただく。
イェナチュの殺された真…
映画はその場にいない人として、その場にいない人を見る、亡霊を見るための装置。
デジュヴュを見る側であった主人公が、デジュヴュに見返され、デジュヴュの中に入り込み、最後は仮面の群衆に見られる側になる。…
17世紀の英雄イェナチュの死の謎をめぐり、彼に取り憑かれたジャーナリストが死の鍵となる鈴を手にした事により現れはじめる既視体験<デジャヴュ>。
ふたつの時代・ふたつの現実が交差する幻想のなかを彷徨い…
過去のことが目の前で現実のように起こるが、特に「暖炉の中にいる」と言うシーンやイェナチュが襲撃されるシーンでは主人公が自ら手を下しておりゾワっとした。
鈴に怖さを感じたし、ところどころの音楽に不安を…
●前日に観た『季節のはざまで』と同じ、ダニエル・シュミット監督作品。
●現代に生きる主人公が、『デ ジャ ヴュ』として中世の人達の姿を見て、その境が曖昧になっていく…って作品。
●現代と中世の様…
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