怖い映画は苦手で観ないんだけど
黒沢清監督の作品はやはり観ないとね。
本当は先に『Chime』を観たいんだけど、地元では上映されないし。。
いやぁ、やっぱり凄く良いですねぇ〜
でもこれ総合スコア低いんじゃないかな?
と思ったら、案の定みんな辛辣だなぁww
自分は業界とは全く縁がないし、カメラ等の趣味もない人間なのだが、なぜか黒沢清監督(彼に限らずですが)の映画作品は、物語は二の次で、とにかくカメラの位置から寄りの感じとか、役者の動きかたやカッティングなどを注意深く観てしまう。だからストーリーを追えなくなるという本末転倒なパターンで、後日リピートすることになってしまうのよね。
序盤の手に持ったお札のカットは「あっ、ラルジャン!」と思ったし、バスのシーンなんかも最高。そういえば、あのバスの速度が異常で(笑)こういうところも好き。
でもって
もしかしたら、監督の本音は
「ただただ銃撃戦を撮影したかった」
のかも。。
『蛇の道』のそれが物足りなかったのかなぁ? 『レザボアドックス』とか『フルメタルジャケット』のエッセンスが散りばめられていたが、緊迫感のなさや妙に間延びした感じは、恐らくワザと狙って作っているような気がしたんだけど。(銃弾がなかなか当たらないのもお約束w)
評価の低いレビューもいくつか読みましたが、どれも納得できるものばかり。
でも自分はやっぱり好きですね。