小皿

ルックバックの小皿のネタバレレビュー・内容・結末

ルックバック(2024年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

Amazonプライムで鑑賞。
上映していた頃から観たいと思っていました。
藤本タツキが原作やったんですね。『チェンソーマン』は好きでボチボチ原作を読んでます。
前半藤野と京本の漫画や絵に対する熱い思いが疾走する感じが大好きで、観ていて熱い気持ちが湧いてくるような、それでいて眩いような、ワクワクした高揚感に包まれたのですが…
何故、何故!の後半の展開に気持ちが塞がりました。
一部平行世界が描かれて、物語として何とかなるのかなと淡い期待を抱いてしまいましたが、もちろんそんな展開にはならず、ただ藤野が再び漫画を描き始めたことは救いでした。
人は出会いで運命が決まるのかも。でも、どんな結末を迎えようとも、生まれ変わりがあったとしてまた望まない結末を迎えることになったとしても、何度でも出会いたいと思う人がいると思います。
冒頭の最初に紹介される四コマ漫画が輪廻転生を描いているのも、物語のテーマに触れるものだったのかなぁと想像したりします。生きている限り決して会える実感などないけれど。
藤野と京本はそんな2人だったのかも。
切ない物語だなぁ…。
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