どうして主人公はこの状況下から抜け出せなかったのか、と言う疑問がまとわりついていたんだけど、結局主人公も友達も彼も、みんなちょっとずつ嘘をついて生きていた。友達については依存とゆうことも当てはまりそうだが、主人公たちはどうなんでしょうか。みんな、何かしら自分の中に穴が開いているところを、誰かで埋めようとしているのか。しかも、しっかり埋めようとしているのではなくて、向き合おうとしているのでもなくて、その場しのぎ。そりゃどんどん壊れます。自分を変な定位置に置いてしまっている。
なんだかずっとボコボコにされているような映画でした。