【真実と嘘/引きずる】
邦画「蛇の道」を配信で観たばかりなので、序盤は、リメイク版「蛇の道」は邦画のオリジナル版と多少異なるけど基本は同じかなあなんて思っていた。
だが、なんのなんの、後半に入ると、作中のセリフにもあるが、「真実と嘘が溶け合う」感じは「スパイの妻」にも通じるものがあって、とても面白いストーリー展開になっていた。
オリジナル版もそんなことを感じさせるところは少しあるが、完成度はリメイク版の方が格段に高いことは確かだと思う。
あまり書きすぎると、オリジナル版を観てる人にとってもネタバレになりそうなので、ここで終わりますけど、僕はとても好きな作品だった。
ちなみに、”蛇の道”とは”引きずる””引きずる”の跡ってことだけど(ポスターにある通り)、リメイク版はさらに引きずりがパワーアップ😁
まあ、ユーモアと、人間が過去(映画では復讐心)を引きずりがちってところのメタファーだよね。
柴咲コウさんもナイス。