「14歳の栞」の監督の作品で、今後も関係者への配慮のため配信もソフト化もないそうです。
観ることができるときに観ておくべき映画。
そして今度の舞台は児童養護施設。
ドキュメンタリーながらにこだわったそのカメラワークや映像表現とは対照的に、多感な彼等彼女たちの何気ないフレーズは、決してドラマにでてくるような又は大人達(若しくは私達)が求めるような返答ではなくて、恐らく計り知れない何かを抱えているからこそ重いです。
そしてそれらの言葉は当然、今の気持ちを切り取ったもので、先々に同じ質問しても変わるかもしれないし変わらないかもしれなくて、正解なんてないけれども、どれも間違ってないのかと。
そしてどうか子供達がこの先、居場所を見つけて自由に幸せに生きて欲しいと切に願います。