SoulFoodKitchen

大きな家のSoulFoodKitchenのレビュー・感想・評価

大きな家(2024年製作の映画)
4.2
コノ映画は自分自身に問われてると思った〜
そして思ってた以上に軽やかで映像の美しさもあって爽やかな印象を残してくれた😊
最初に思ったのは、コノ児童養護施設が清潔で綺麗で家具も揃ってて生活する為には充分な環境やなと言う事🧼
そして、そこに暮らす子供達はごく普通で、それぞれの子供時代や青春時代があると言う事🦋
ただ、まだ小学校低学年の女児から「産まれてからズットここ」と言う言葉は応えた・・・🥲
やっと小学校に行くぐらいの小さい子やから、まだまだ親に甘えたいし、同じベットにも寝たいやろ〜
また、この女の子がすごくシッカリしてるから、余計にヤルセナイねん・・・🥺
ただ、そんな環境の中でも彼等、彼女達は共に学び、笑い、悩み、喜び、時折腹を立てながらも毎日を過ごしてる😊
そして、親と死別した子もいてるけど、たまに父親なり母親に会ったりしてる子供もいてる
やはり、そこには一緒には生活出来ない大人の事情があるんやろか・・・
子供も親の話をするし、やっぱり会うのを楽しみにしているみたいや🥰
そら、家族や親が恋しいんやろな〜
ちょっと切なくなる・・・😢
何でも無いみたいに何食わぬ顔をしているからこそ、余計に見ている僕等の心に突き刺さってくるんや😣
そして彼ら彼女達は決して今の住まいを「家」とは言わない・・・🏠
あえて「施設」と言ってる・・・
それは、まだ自分には「帰る家」がある
いつかは「家族」と住みたいと言う希望の現れやろか・・・
大人の事情が、そのまま子供に皺寄せがきてるんやな〜😞
でも、コノ施設にはホンマに親身になってくれる大人や共に時間を過ごす仲間がいてる☺️
それは例えホンマの「家族」じゃ無くても心を通い合わせられる人と住んでたら、そこは立派な「家」やし🏠
その「家」に住んで生活を共にしてる人達は「家族」と呼んでもエエんちゃうかと思った🙁
実際、虐待や貧困、育児放棄、何の会話もない冷え切った家族もあるし「家」がそんなにいいモノでも無い場合もある・・・
彼等、彼女達には自信を持ってココを「家」であり仲間やココで働く職員の大人達を「家族」と呼んで欲しい〜
そして未来に向かって羽ばたいて欲しい🥰

恥ずかしい事に、今まで特に意識して無かったけど、自分の子供達には胸を張って「エエ家族」や
「エエ家」を作って来たのかなと考えさせられた〜
😔

そして、コノ施設みたいな存在を必要としている子供や親には、コノ映画の内容は届かないと思う、だから多くの人が見て身近にSOSを出してる子供や親がいたら、こんな施設がある事を知らせてあげて救って欲しいとも思った🤔

そんな意味でも多くの人に見て欲しい映画やった😻
SoulFoodKitchen

SoulFoodKitchen