劇場2024-103 Denkikan
月曜から『悪魔と夜ふかし』鑑賞(^^)
結論から申し上げますと、大変面白い作品でありました。
形式的に言えばフッテージの一種と言える「こんな恐ろしいものが写っているビデオが発見されました」を前面に打ち出したホラー作品。
いわゆるTV局のプロが作った番組とその裏を写したもの、、、という体でスタートするわけだが、オープニングから砂嵐画面になんか映ったような気が、、、不穏不穏、、、
こういう瞬間が映画館で映画を鑑賞する醍醐味(^^)
視聴率が低迷した番組の司会者が、スポンサー離れの恐れから起死回生の策として、流行りのオカルトブームに乗っかり、やらかしちまったことがどえらい事に、、、というお話。1977年と言えば『エクソシスト(1973)』
『オーメン(1976)』『サスペリア(1977)』と、現在のホラー界を支えているような作品群が世に出てかなりのファンを獲得している時代。もうオカルト機運はしっかり醸成されているわけで、、、
細かいことは言わないけれども、
まぁそのオカルト特集を組んだその番組で、悪魔を呼んじゃったもんだから、まぁエラい事が起こる,って設定。
上に列挙した作品にもリスペクトも見られ、しっかり鑑賞できました。
が,一つだけ!もう少しあのグループっつーか秘密結社のことがわかれば、もっと作品の理解が進んだのではないか、、、いや、あれくらいで収めているからこその不穏味が出るのではないか、、、と考えてしまうくらい絶妙なバランスの上に成り立っている作品でした(^^)
追記(^^)
このあとキャメロン&コリン・ケアンズの『スケアキャンペーン』をアマプラ視聴しているが、この人たちTV局ネタが好きなのね(^^)
あのマン振り・無茶振りする女性の上司?いそうだなぁっていうか、デフォルメ解くと間違いなく居る!ああいう人