♯123(2024年) 本当の悪党
クリストファー・ノーラン
長編映画デビュー作
舞台は英国
主人公は作家志望のビル
創作のヒントを得るため、通りすがりの人々のあとをつける行為を繰り返していた。
レストランで尾行対象だったコッブに気づかれてしまい自分の職業や、その行動の意図を見抜かれてしまう。
コッブの職業は空き巣稼業で私生活を分析するマンだったので、ビルは弟子入りして不法侵入を繰り返している。
ある日金髪美人の部屋で下着を盗んでからどんどん深みにハマっていくモノクロ映画です。
◆良い点/注目ポイント
・ノーランはデビュー作からいきなり時系列シャッフルを発動しています。
・画面の縦横比率が4:3でモノクロだから50’sの古い作品だと思っていたら1998年制作作品でした。
・いつになったら終わるのかいつも不安なノーラン映画が70分なのはとてもありがたい。
◆改善点
・無し
◆総括
・今作はネットで考察を読まなくてもストがわかる親切な作品。
長編デビュー作からこれだけのクォリティなのはさすがです。
-2024年123本目-