【心が乾いたら観たい映画】
「侍タイムスリッパー」で風見恭一郎を演じた冨家ノリマサさんがタクシードライバーのお父さん役を演ってます。
ところで、乗客が忽然と消えるという話は実は古く、江戸時代まで遡る。
そう、籠(かご)に乗せた客が消えるのだ。
これが明治には人力車に受け継がれ、現代ではタクシーの乗客という話になっているのだ。
さて、映画「最後の乗客」については、あの日、きっとこんな出来事があったに違いないと、そして、残された家族も逝ってしまった人々にも様々な想いが去来するだろうと思わせるストーリーになっている。
短い映画だが、ギュッと凝縮されて観る人の心に問いかけるような作品だと思う。
シンプルだが多くの人に届く物語だと思う。