鑑賞してから感想アップするのが遅れたのはオフ会参加決まっていたので、自分が見落としたこと含めて作品を理解してからと思ったからです。いつもはそんなことしないで独断と偏見のままあげますが。
素晴らしい作品です。被災した地元出身の監督の想いがビシビシ伝わります。どんどん風化する過去のこと。人間忘れるから生きていけるとは言いますが、やはり忘れてはならないことも当然あります。それが映画やドラマ、小説、ドキュメンタリー。
まさしくこの作品もそうです。そしてその被災を通じた人間ドラマ。私が大好きなテーマ、父親と娘の心の通わせ方の下手さ、なんでお互いに通じたいと強く思うのに、素直になれないのか?永遠のテーマかもしれません。それが、この作品の肝だと私は思います。このテーマで次回作考えている私には嫉妬しかありません。それほどドンピシャでした。冨家さんと岩田さんの父娘はとにかく素晴らしかった。
それと怖くない幽霊もの、心を打つ幽霊ものは大好物。異人たちとの夏、ゴーストなんて、たまらなく好きです。それに通じるものがこの作品にはあります。
そんな話しを、そのオフ会でさせて頂きました。気持ちがきちんもしゃべれたかは別ですが、正直緊張して何しゃべったか記憶にありません。冨家ノリマサさん、堀江監督(オンライン参加)もオフ会参加されて色々とお話きかせて頂きました。冨家さん、益々ファンになりました。
すごく素敵な作品です。是非ご覧ください。#最後の乗客