地ビールメーカーの2代目西澤架(藤ヶ谷)はイケメンで何不自由ない生活を送っていたが、元カノとの別れから、婚活アプリを始める。
ルーティンワークのようなマッチングにうんざりし始めたとき、控えめでほのぼのとした女性である真実(奈緒)と出会い、交際に発展する。
交際から幾分経ったある日、ストーカーが現れたことで架は真実との同棲を決意し、プロポーズまで至る。しかしその後、真実は失踪してしまう‥。
原作は辻村深月の同名小説。
お互い婚期を逃した30代の恋愛で、真実の裏側に何が隠されていて、失踪したのかが物語のキーとなっている。
(この展開は‥佐藤健の元から長澤まさみが4月に失踪していた記憶が‥。)
トンデモない事実を期待しましたが、拍子抜けの内容。この子が30代じゃなければ、現実感のある悩みでしょうけどね。
あまり共感できませんでした。支える根拠がお嬢様学校の箱入り娘では弱いと感じてしまった。
一方、架の女友達も、あれではただの空気読めない嫌な女たちにしか見えないのも問題だと感じる。しでかした理由がお酒のせいだの一点張りで、逆切れギレ気味になっていたのは少し笑えた。
親との関係性も1ミリも前進していないし、まずは架と真実の関係から再スタートですね。(婚約者としての70%を70点に歪曲されたとしてもかなり高得点だと思いますよ‥そういうことじゃないか笑)