マッチングアプリで婚活を行う現代社会へのアンチテーゼとも言える作品。
原作は大ヒットした同名小説。
冒頭にあった婚活を急ぐ女性の顔つきや仕草は「あるある」過ぎて思わず笑ってしまった。
婚活は恋愛のいい所を削ぎ落としたインスタントな関係になってしまうのはしょうがない。
このタイトルが意味する理由が作中のセリフや演出に所々出てきて、色々と考えさせられた。
婚活ってなんのためにあるんだろうね。
離婚率が高い現代において、まだ結婚=幸せって考えている人が多いんだよね。これこそ傲慢極まりない。
終わり方が綺麗でちょっとウルっときてしまった。改めて原作を読んでみようと思った。