東京湾にある監獄島に長い間幽閉されていたシャドウが目を覚まし、そこから脱出した。
軍事組織G.U.N.の依頼を受けたソニック、テイルス、ナックルズのチームソニックは、渋谷に現れたシャドウと対決するものの、その圧倒的な力の前になす術なくやられてしまう。
暴走するシャドウを止めるために、チームソニックは宿敵ドクター・ロボトニックと手を組むことにするが・・・。
公開初日、字幕版鑑賞。
「ソニック・ザ・ムービー（2020年）」よりも「ソニック・ザ・ムービー／ソニックVSナックルズ（2022年）」の方が、そして本作はそれらよりもまたクオリティが上がっていましたね。
こうしたシリーズ物で回を重ねるごとに面白くなっていくパターンというのも珍しい気がします。
今作はこれまで以上にジム・キャリーが光り輝いてましたね。
1作目の「ソニック・ザ・ムービー」などはジム・キャリーがいなかったらヤバいレベルだったし、2作目の「ソニック・ザ・ムービー／ソニックVSナックルズ」にしても、1作目よりは空回り感が少なくなってはいましたが、やはりジム・キャリー色あってのものだったという印象。
そして本作は過去2作以上にジム・キャリー感満載で、彼が演じるドクター・ロボトニック、そしてジェラルド・ロボトニックが、ファミリー向け作品を飛び越えたシュールなパフォーマンスを魅せてくる。
また本作におけるコンセプトはこれまでよりも明らかに機知に富んだもので、作品を追うごとにそれまでの問題点が改善されてきている流れは、次作への更なる期待に繋がっている気がします。
