このレビューはネタバレを含みます
続「ミンナのウタ」。前作を観ていると更に楽しめます。
劇場公開時、誰かの感想で「ミンナのウタ」より怖いと書かれていたので、じゃあこれ私には無理だなと劇場スルーしていた。
結局配信で観ることになったけれど、怖さは前作よりかなり落ちている。というか前作で耐性ができてしまったのかもしれない。
恐怖というより"不思議"感が強めで、特にゲームセンターでの人の動きは複雑で観ていて面白かった。新要素は雑巾お婆さんぐらい。顔のアップ長尺で見せてくれるが、「トリハダ」の笹野鈴々音や「シライサン」のような破壊力はない。
最期、珍しくハッピーエンドか～とか思っていたら叩き落されてちょっと残念。事故現場の段階で引きずり込まれていたと考えると始まる前に試合終了していた感じ。しかし、サナの母(山川真里果)と悠馬(染谷将太)の頑張りは無駄だったのか？実際にサナの母は死んでいるから妄想の映像ではなさそうだし、納得感が‥。
役者陣、皆奮闘していた。君島ほのか(渋谷凪咲)と瞳(早瀬憩)、お疲れさまでした。また七尾悠馬(俊雄)を演じる染谷将太、なんと子役時代「呪怨」の俊雄役のオーディションを受けていたらしい。時代が流れ、マルチバースみたいに実現した笑
ただ「ミンナのウタ」シリーズはもうお腹一杯だから次回は違う題材でお願いしたい。
