自分的には開幕すぐでピークというか、今作の場合は限りなく現実だなとは察されるんだけど、私の好むところの『アニー・ホール』以降の、時空を超えた場所に居合わせるような演出の変奏といえる
まぁ、全体とし…
面白いけどさすがに長すぎて、本当に面白いのかどうか分からなくなる。
見られる存在(女優)であるジェラルディン・チャップリンやジェーン・バーキンが、鍵穴から男を覗き見る(鍵穴から覗き見るといえば、ファ…
J・リヴェット『地に堕ちた愛 完全版』(84)。演劇嫌いのヌーヴェル・ヴァーグにあってリヴェットは常に演劇的な閉鎖空間を前提し、だがそこから映画にのみ可能な独自の空間を展開させる。本作は『修道女』(…
>>続きを読む一週間限定の冒険譚。
例えば、オズの魔法使いみたいに「あ、いま空想の世界が始まった。」と、一目瞭然で分かるなら話しにも入り込みやすいのかもしれないけれど、この作品のシャルロットとエミリーはいつのま…
奇抜な壁紙の寝室で眠るシーンが印象的
練習期間という設定上、本番まであと何日と意識してしまい、余計に長く感じた
180分の中で眠気との戦いもしばしば
予告のリヴェットの遊び心と実験精神満載という…
映画の中の演劇。その演劇が映画の主題にリンクしているのは当然としても、演劇の稽古が映画と連なってくる。それにしても実際のアパートや家屋を舞台に観客がのぞき見するような形の演劇って結構大変だろうなあ。…
>>続きを読む日仏で鑑賞。カラフルなお屋敷内のコロコロ場所変更と、演劇と現実がリンクしていく設定はそこそこ楽しめるんだけど、大好きなジェーン・バーキンが主演じゃなかったら飽きていたかもしれない。召使いのヴァージル…
>>続きを読む© 1983 LA CECILIA © 2018 Les Films du Veilleur