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かいじゅう
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目次

『かいじゅう』に投稿された感想・評価

Aki43
3.9
ぼくの人生って
いったいなんなんだろう🎵
かいじゅうさんが10年前に創った歌詞の一部

「病氣を治す為に生きているのではなく
絵を描く為に生きてる」
妹さんより

ヘビイチゴとお話しが出来る
かいじゅうさん 素敵です

猫と氣持ちが繋がってる
かいじゅうさん 素敵です

20歳で発病し
今がハッピーだとお母様と話す
かいじゅうさん 素敵です


肉体に溜まった何かをキャンパスに転写してるみたいに無心に闘ってる
かいじゅうさん
最初は「うー」って唸ってますが
途中から「よし!」「よし!」と何かぎ観えてる
みたいに筆が進みます
魂の解放のように、、、

是非個展で作品を拝見してみたいです


かいじゅうさん
今日もハッピーな1日をお過ごし下さいませ
🎬2024年劇場鑑賞113本目🎬

唸り声をあげながら絵を描き、姪っ子達に「かいじゅう」と呼ばれている画家の西村一成さんに密着したドキュメンタリー作品。

まずそもそも、自身が展示するギャラリーにも一度も行ったことがないという西村さんの自宅に密着し、時には泊まりがけで1年間も撮影し続けたのが凄いというか、どうやったんだ?と。。

撮影はフィルムだろうか?暖かい色調で少しぼんやりした画作りが観ていて心地よく、空気感とも合っていた。


画家を扱ったドキュメンタリーは割と観てきたつもりだが、その中でもこんなに絵の画面に寄って、長時間絵を映してくれる映画はなかなか無かったと思う。

アナログで絵を描く人間の1人として、筆致やキャン地が見えるくらい絵にカメラを寄せてくれた事に感動した。


西村さんの絵のパワーや人間性も興味深く観たが、私がこの映画を見て何より凄いと思ったのは家族の理解と暖かさだ。

特に一緒に暮らすお母さんのサポートが凄い。
家のほとんどが絵を描いたベニヤ板で埋めつくされ、その重みで床が歪み、家の外壁にも大きく絵を描いている。

たっぷりと絵の具を含んだ絵筆を振り回したり、バケツに入った絵の具をキャンバスにかけたり、絵の具の乗ったキャンバスを蹴飛ばすこともあるらしい。

当然、壁は絵の具だらけ。

それなのに、西村さんが身につけている衣服には絵の具の汚れがひとつも付いていないのだ……

勿論一成さんがとても素敵な人だからというのもあると思うが、40代の息子に働けとも家から出ろとも言わずに笑顔でやりたい事をやらせるお母さんの懐の深さ、カッコイイ。

私も絵を描いて映画だけ観て生きていたいけど、実家はとっくに追い出されたし、パートもしないとだし、仕送りもしてるし、家族の為にご飯も作らないといけないし、絵も一人でやってると事務仕事がかなり多くて、打ち合わせとかで都内に行ったら半日潰れちゃって、

でも頑張るぞ!って必死でしがみついていたけど、絵の仕事先で性被害にあって精神病んで、色々あって半年前くらいから絵が描けなくなった。

そんな状況の中で見たから、正直ちょっと羨ましいなぁという気持ちにもなってしまったけど……笑
でもそれとは関係なく、暖かくて格好いい映画だった。観て良かった。私ももっと頑張らないと。


1個言うとしたら、映画の最後に作品を一から描き始め完成させるまでのかなりの長回し(流石にノーカットでは無いが)があって、めちゃくちゃ良いシーンだと思いつつ、普段の画面をどんどん絵の具で潰していく偶然性の美しさが特徴的な作家さんなのにせっかくのラストを飾るシーンに誰が描いても偶然性が生まれるポーリングをしている姿を選んだのはちょっと惜しいというか、やや勿体ない気もした。


あとなんだ、猫が可愛くて、方言が心地よくて、西村さんが絵だけじゃなくてギターもめっちゃ上手くて驚いた。
愛佳
4.5
大好きなごっこ遊びや妄想をすることが減ってしまったのはいつからだろう。1歩進むごとについてきてくれると思ってた雲は、わたしが進まなくても動き続けていると知ってしまった。世の中の常識や「普通」という価値観に侵食されていって、自分のなかの大事なものが失われていくように感じる。
生きずらさを感じる一成さんだけど、絵のなかの一成さんはほんとに自由で、「かいじゅう」って名前がものすごく似合う人だった。そんな一成さんの絵を描く姿を見て、自分が創るものだけには嘘をつかずに、生き生きとしたものでありたいと心から思う。
芸術が私たちを救う道具になればいいな

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