今も世界で15分に一度演奏されているという
『ボレロ』
いろんなジャンルの音楽にアレンジされていて、
世界中で愛されている曲なんだとあらためて思った。
その生みの親であるラヴェルが
ボレロを作る“産みの苦しみ”とその後
を描いた作品。
うぅ〜…やっぱりフランス語は眠くなる…
ウトウトしながら観ていたせいもありますが、時系列がややこしく、
そこに回想も入ってくるので、
途中だいぶ迷子になりました😓
ラヴェルの頭の中も混乱してるし、
私の頭も混乱しました笑
何人か出てくる女性たちも誰が誰だかよく分からなくなってここでも迷子に…💦
ただひたすら苦悩するラヴェルは
観ていて辛かったけど、
ラヴェル役の俳優さんがとってもイケメンで、
苦悩する顔が美しかった
(私はちょっと好みではないですが😅)
私の中で
ボレロが性的とかセクシーなダンスが合うなんて思ったこともなかったので、
絶賛を浴びたあのお披露目の舞台でのダンスには驚きました💦
納得できないのわかる…
あのダンサーの女性もあまりセクシーとは思えなかったし…(スミマセン)
世間的には絶賛されても、
作った本人はどこか納得できてなくて
自分のものと思えない…って、
アーティストあるあるですよね。
私は40年以上オフコースと小田さんのファンなんですが、
あのヒット曲『さよなら』について、
小田さんが同じようなことを言ってました。
(脱線してすみません💦)
ずっとウトウトしながら
ある意味気を抜いて観てたら、
ラストが素晴らしすぎて
急に目が覚めました笑
ラストのボレロの演奏と、
バレエダンスがめちゃくちゃ素晴らしくて
知らないうちに泣いてました😭
特にバレエが素晴らしかった!✨
人生の躍動が伝わってくるような力強いダンス!
これよ〜、これ!!
これぞボレロ✨✨✨
ボレロに翻弄され、
苦しみに満ちたラヴェルの人生…
たとえそれがラヴェルの頭の中での空想であったとしても、
『ボレロ』を自分の作品として昇華させることができたなら
本当によかったと思えて、
また涙が溢れました。