相変わらず細過ぎる水原希子。
謎のウィルスの蔓延で出生率が激減した未来の話し。
舞台は日本だし出演者も全員日本人なのに何故か日本とフランスの合作。
子作りシーンが有る訳でもなく、全然フランスらしさは無かったけど。
人口減少を食い止めるために極度に延命治療の発達した近未来。
クローン技術で延命する会社の創業者一族の新次は重病に冒されストレッチ手術を受ける事になるのだが…、って話し。
ストレッチ手術と言うのはクローン(健康体)の身体に、オリジナルの頭を付けると言うもの。
それって2人同時に手術する事になるんだから凄く大変なのでは?
しかもクローンも今の状態ができる訳じゃなく、人間と同じように成長さすらしいから、オリジナルが生まれてすぐにクローンを作らないと使い物にならない。
病気にならなかったら使う必要の無いクローンを育てる手間と費用はどうするの?
しかもオリジナルとは別に育てるから当然性格は異なるから、それって最早他人のそら似。そんなのに意味があるのか?
と、設定は完全に破綻してるんだけど、これはそんなSFがメインしゃなく命の終わりに人生を振り返るのがメイン。
手術前の不安定な精神状態を和らげるための心理カウンセラーとの会話劇。
周りからの評価や期待と、自分自身の気持ちとのギャップ。
そして本来は禁止されているクローンとの面会で、主人公が辿り着いた答えは…。
全体的に説明不足で全ての出来事が曖昧。
色々と疑わしいシーンが有るのに明確に答えが描かれないまま終わった。
退屈では無いけど抑揚の無い会話の連続で、淡々としたストーリーでした。
*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年10月19日
鑑賞回:11:30〜13:10
劇場名:アップリンク京都
座席情報:screen1 D-1
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:94分
備考:割引
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