圧巻のハンナ・シグラ。鏡越しの会話、交差しない視線、本のページを捲るように進むその人生の末路。最後の静かな叫び。結婚する事が幸せと成功の道とされているこの世界の、まさにあの当時の時代で、自分らしく好…
>>続きを読む「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選2024」で鑑賞。ファスビンダー29歳の時の作品。鏡を多用する映像、短いカット、白い暗転、セリフにかぶさるナレーションなど、当時にすればかなり実験的な手法…
>>続きを読む東京遠征@早稲田松竹
ファスビンダー傑作選二本立て上映だったけど、時間がなく一本のみ鑑賞。二本立てで1500円って安すぎるな、良い劇場。
実は初めてのファスビンダー作品だったけど、ちょっとハードル…
誰かに与えられたものはいつの間にか無くなってしまう。でも自分で選んだものは残る。エフィと別れた後の乳母が穏やかな日々を送れていますように。
親の勧めで20歳年上の男性と結婚することになるエフィ。夫…
《王室でお淑やかに衰弱してゆくお姫様の停滞シネマ》
ファスビンダーの作風が全く読めない。ここまで4本もの心を揺さぶる大傑作に出会わせてくれた人生ベスト級映画監督となってしまったが、どれも異なる魅力…
ワンカット全て本のページをめくっているような作品、淡々と進んでいく地獄
エフィ・ブリーストの静かな叫びを聞いた瞬間、抑圧から解放されたような気がする
レビューを観ると眠いとのコメント多数だった…
冒頭の母の前を優雅にブランコをこぐ主人公のシーンからカメラの手前と奥に誰を配置するかの演出。無邪気なシーンでは前に、社交場や規律が伴うシーンでは奥に主人公は配置される。鏡には人物達の虚像や過去が写し…
>>続きを読む珍しく全くハマらなかった…🥲
疲れた頭で処理するには多すぎる情報量(字幕)で、理解が追いつかず完敗…。途中から画面上の何に対しても興味を持てなくなり、8割くらい寝てしまった。
もちろん自分の側に問題…
作品中盤はうとうと寝ていたが、後半シャキッと目が覚めた。
印象に残ったのは、「視線」と「鏡」。動かない人物たち、彼(女)らの交差しない視線の空間。その空間を別の次元で複製する鏡の平面。
それにしても…
©Rainer Werner Fassbinder Foundation