このレビューはネタバレを含みます
自分でなら絶対に選ばない映画だが、黒木華が好きでFilmarksの試写会に申し込んだら当たったので公開前に（初めて試写会に参加しました）！
好きな人は相当好きだろうし、嫌いな人は点数をつけたくないくらい嫌いな映画だと思う笑
ハートフルでいい人しか出てこない。
それだと非難されると思ってか、監督がねじ込んだと思われるのが、養護施設の所長との会話で叶海の父が放ったセリフ:
「職業柄、本はたくさん読みますけど、いい人しか出てこない作品は嘘くさいと思ってたんです。でも、今はそれを信じたい」
（うろ覚え）
終始このセリフどおり、いい人しか出てこないので、正直ファンタジー感が否めない。
しかし、逆にファンタジーとして見てしまえばすんなり受け入れられる（多分、監督としては現実世界として受け入れてほしいと思うが）。
こんなステキな世界があったらいいな、と思える映画だった。
心が荒んで、汚いもの・哀しいものは何も見たくないという人にはぜひオススメしたい。
p.s. エンディングを歌っているのが黒木華で驚き。歌うますぎ。今どきの俳優さんって何でもできなくちゃいけなくて、大変。
