このレビューはネタバレを含みます
良い映画だと感じたが、コウがどうしても好きになれず、結局好きになれず、モヤモヤとしてしまった
カリスマゆうたと、あんたろうが可愛すぎたのと、みんな自分なりに人生を進んでく。思考していようが、いまいが、不満があろうがなかろうが
時間はただただ死に向かって進んでいく
勿論、納得出来ないことにNO!と声を上げて、お互いの折り合い地点もしくは間違いを認めてもらうことは必要だと思う
が、どれもコウは、中途半端で行動出来ておらず、後半はもうなんなんこいつ状態に……しかし、それにもワケはある。
やっても仕方ないと諦める事が自分たちを希望に立たせて絶望に落とさない為の最良の選択となった人間には、諦める方がよいのだ
彼には国籍の問題があり、少しでも間違うと取り返しのつかない方に向かう。そこは自由なカリスマゆうたとは完全に違う。
ゆうたのように生きたかったであろうコウのもどかしさが、切ない
しかし何故だろうか、ゆうたの戦い方の方が私は好きだ。勿論彼には戦ってるつもりはないだろうけど…
人には、楽しい光ってるものに集まる習性がある。勿論デモもそういう意味では集まったものなのかもしれないが、私はやっぱり過激なものを怖いと思って目を背けてしまう
聞き齧った知識や、気持ちで強い感情が沸くこともあるが…それ以上に行動に移すことはない。だから、コウにモヤついたんだろうなぁ〜
選挙いこ。
あと、監督のお父さんが坂本龍一なんですね!坂本テイストを感じるいいエモとサウンドでした〜