なんちゃ

CURE キュアのなんちゃのレビュー・感想・評価

CURE キュア(1997年製作の映画)
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すさまじい
見終わったあと呆けた。
前半はめちゃくちゃグロい。
映像めちゃくちゃ決まって完璧だった
カメラワークと導線がいい。余計な動きがない。
犯人逮捕に至るまでの展開がめちゃくちゃスピーディで、安堵も束の間、まったく次の展開に入っていく。間宮との独房でのやり取りはいつ手玉に取られるか心配だったがまさかその手でくるか…!という感じ。外で雨が降って部屋が暗くなる、からの雨漏りシーンは間宮マジックだった。高間の奥さんの様子も気がかりだったところからの生肉だからイカン、となった。
佐久間がとりつかれてしまうのもショッキングな映像だった。
高間が奥さんの前で見せてる優しさや見栄のようなものが、奥さんと似た症状である間宮の前でまったく無意味に感じてしまう、というより間宮の境遇に親和性すら感じてしまう。というところが怖かった

話の骨格が見えなかったのも良かった。あとから考えるとSE7ENやダークナイトに似てる。現実に迫ってくるような映画で、1回見ただけだと自分が見た景色なのかお話の中で見た映像なのか区別がつかないほど迫真的な映画だった。


めちゃくちゃおもしろい
なんちゃ

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