火の華のもけにんのレビュー・感想・評価

とてつもないものを観てしまったというのが率直な感想。

色々な感情が渦巻いているのと、ネタバレしそうでうまく言語化できないのがもどかしい。

大義のために銃を持つ人間と、ただ仕事のために銃を持つ人間、どちらが正しくてどちらが間違ってるかと言ったらどちらも間違ってる。

人を殺すのに大義もへったくれもなくて、子供が銃を持ってることがおかしいし、子供に銃を向けることはもっとおかしい。

世界のどこかで戦争が起こってて、映画の中の出来事が現実に起こっている。

火の華は平和への祈りであり鎮魂歌のように感じた。