マッシモ·トロイージと言えば本作や『BARに灯ともる頃』での純朴な表情が今も忘れられずにいる。会いに行かない理由はない。言葉の美しさ、強さ、その無限大の可能性。彼等が紡ぐ世界と詩情を高める音楽が見事…
>>続きを読む“いんゆのお勉強📖✍️”
4Kリマスター上映が決まった時、絶対観に行く!と決めた作品を初鑑賞
舞台はナポリ沖の小さな島
祖国チリから亡命し、島にやってきた詩人パブロ(実在の人物)
漁師の息子…
牧歌的でありながら島でも共和主義の風が残る中に、マレビトのチリの詩人役フィリップ・ノワレが台風のように現れ、言葉が武器になる爪痕を残し、去っていく。静と動を演じたマレビトの役割として充分すぎる配役。…
>>続きを読むバカにしたらいけないけれどまずマリオが読み書きできる事に驚いた。(マリオの住む地域で読み書きできるのは珍しいみたいだったから)
よく考えたら友だちが手紙を送ってきたからマリオ世代は教育されていたのか…
すごく90年代っぽい映画だったなという印象。
パブロとパブロの妻(名前忘れた)がダンスするシークエンスと、マリオがパブロ宛のテープを録音しに島を巡るシーンは全体から浮いて見えるほど撮り方自体が素敵だ…
Metafore<隠喩>.
イタリアの美しい島の田舎町に住む主人公。そこに偉大な詩人が逃避のため移り住んでくるところから物語は始まる。詩人との心の交流を経て、主人公は徐々に言葉の持つ力というものを…
言葉は立ち上がったときから時間を保有する。そこに希望がある映画でうれしかった。たったいま、だけではなく、届くまでと届けられたあとのいくつもの時間の層のなかで存在していて、そういうことを蔑ろにしたくな…
>>続きを読む芸術による啓蒙、豊かな人生をおしえる薫陶の物語として自分の中で大切にしておきたい代えのきかない作品だけど、改めて観返すとマリオにDV気質が垣間見えるのが気になったりした 妻とその母の気が強いからなん…
>>続きを読む初見。
1950年代のイタリアの小島、老詩人、郵便配達人、という舞台設定だけで、素晴らしい映画作品になることは約束されたようなものだが、実際に素晴らしかった。
海と空の青、緑の山と砂利道を走る自転車…
©R.T.I. S.p.A.–Rome, Italy, Licensed by Variety Distribution S.r.l–Rome, Italy, All Rights reserved.