このレビューはネタバレを含みます
今まで見た事のない、かつ最強の結末のタイムスリップ映画!
タイムスリップモノといえば、主人公が生活している“現在”が正しいとされます。
“現在”そこから繋がる“未来”が最も大切で、タイムパラドックスによりそれを変えてはいけないっていうのが鉄則。
その絶対目標を前提に様々なトラブルを解決したりします。
だけど、そんな正しさなんて誰が決めた?!
現在だろうが未来だろうが過去だろうが、今生きている自分にとってはそここそが“今”。
そして自分にとって最高の未来は自分自身で選択するもの。
なんとなくある世間的な正しさや当たり前なんかに自分の未来や幸福を決めさせてはいけない。
正しさという檻に閉じ込められたタイムスリップモノに風穴を開けた痛快な月末の作品でした!