イントゥ・ザ・ファイヤー: 失われた娘を探して パート2のメタ壱のレビュー・感想・評価

幼い頃に養子に出した娘が行方不明になっている事を知った母親がその行方を追うドキュメンタリー作品の後編。

最早、価値観が違うとかいうレベルではなく生き物としての種類が違うんじゃないかってほどの悪。

そのたった1つの悪が大きな波紋となって多くの人の人生を飲み込んでしまう。

前編の感想で大抵の物事は真実はだいたいシンプルだと書いたのですが、この事件に関わった人達の立場や心のあり方はとても複雑で、単純に「恐ろしい事件だったね」では済まないもつれた人間の精神があったような気がしました。