この見応えよ！！！
「キングメーカー」「偽りの隣人」のモデルでもある金大中の道のりをたどる！
朝鮮戦争からの、朴正煕によるクーデター〜軍事政権下、そして暗殺、さらに全斗煥によるクーデター〜光州事件〜87年の民主化運動という、怒涛の韓国現代史をふりかえることができるぞ！自分みてえな、韓国映画の南北ユニバースや軍事政権下ユニバースが大好きな人間には、もうたまらん内容だぜ。
全部のシーンに釘付けだったけど、特に光州事件のシーンでは、場内からすすり泣く声が聞こえてきたよ。
ただ、日本の占領下は序盤にちょこっとしか触れられないので、そこが少し物足りなさもあるな…。※金大中が活躍するのは朝鮮戦争あたりからだから、仕方ないのだが
でもね！日本人的に最高に胸アツなのは、かつて朝鮮を占領した悪者である日本がね、金大中が死刑言い渡された時に声高く抗議のデモも行ったことね！うおお、序盤の悪役が終盤に善行に目覚めた時のような激アツ展開だぞこれは。
ちなみに、リリー・フランキーが伊藤博文役を演じた「ハルビン」なる映画が本国でヒットしてるらしく、これが今最注目の映画だぜ！
