いつも、上映初日から少し時間が経ってしかも平日に鑑賞する場合、前日にネット予約するんだけど、その感覚で予約しようとしたら前列しか空いておらず…嘘でしょ?ってなった。
で、当日出向いたら、私より前方のお席も埋まっていた。上映館が少ないこともあるんだろうけど、そんなに宣伝もされてないのに、観たい方多かったんだね。。
ドキュメンタリー映画で、編集はされてるけど劇伴とかは無く、よそのお宅のホームビデオを見せてもらってる感覚になる。
内容が内容だけに、物見遊山的に思えて少し自己嫌悪にもなったけど…結局最後まで観てしまった。。
ご両親、臨床医じゃなく研究医だったんだね。臨床医だと思ってたから、統合失調症を発症した我が子をなぜそのまま自宅に留め置いたんだろって不思議に思ってた。。
親御さんのプライドが許さなかったのかな…
随分時間が経ってから一度入院して、薬物治療等を受けた後のお姉さん、見違えるようになってたことからも、やっぱり最初の対応が良くなかったんだと思う。
発症した時に救急車で運ばれて緊急入院、そのまま確実に治療に繋がっていってれば。医学の知識があるご両親だけに…悔やまれる。
弟(監督)さんは色々自問自答されてるようだけど、私はご両親の行動を疑問に思える弟さんという存在が、お姉さんの救いになったんだと思ってます。あと、映像として残すことで、他の悩める家族の助けにも繋がるように思えます。
スコア、付けること自体すごく悩みました。あれこれ言う映画じゃないし。でも、少しでも話題が広まっていってくれたら良いなと思ったので、結局付けました。5.0にしなかったのは、やっぱり上映館が少ない、それも場所が限定されてたから。私が鑑賞した時は、都内2件と横浜と大阪の計4件だったから。今見ると、少し増えてたけど、地方にももっと広まって欲しいです。
