映画は忙しい現代人に優しい芸術

どうすればよかったか?の映画は忙しい現代人に優しい芸術のレビュー・感想・評価

どうすればよかったか?(2024年製作の映画)
4.2
映画始めを何でするか悩んでる間も、ずっーーーと観るべきしんどい映画だとは分かっていた


ほんで、しんどかったが今1番観るべき映画じゃないだろうか

どうすればよかったのか?

結論、世の中に頼るしかない。
SNSでもいいから何でも頼る
何でも頼るのは良くないとも思う反面、どうする事も出来ずに餓死する人もいるなら声がデカい方がいい

声がデカくで無遠慮なクソ野郎も多いけど、生きる為ならクソ野郎になる方がいいんじゃないかと思ってしまう

あとは、本当に素直に生きようと思う
ありがとうとごめんねを、ちゃんと言えるような素直さが人間には絶対必須である

どんな金持ちも、どんな偉人も、最後は一緒なのである

そして最後に残る人間性だけは、素直で周囲にありがとうとごめんなさいが言える人間でありたい

監督の苦しい中での、どうすれば…って言う気持ちがキツいが、親や子供がいつ何を発症するかは分からない。

その場の最善は分からないが、色んなことをシンプルに考えて、結論を話し合うことの重要性を感じた


家族となると、何をどうしたいか、誰をどうしたいか、複雑さと目を背けたくなる現実逃避で逃げたくなる

そんな事も全て含めて、とんでもないドキュメンタリーだった
シンプルにどうすればよかったのか。


満席で、色んな人がこの映画に興味あることだけが希望であった