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ジョン・ウィリアムズ/伝説の映画音楽のAPのレビュー・感想・評価

4.0
神のドキュメンタリー。映画音楽の世界に来てくれて本当にありがとうございます。慕われ方が本当に神だった。人柄も素晴らしい。そしてやはりラインナップがおかしい。

最推しがとにかく褒められまくるからそれだけで気分の良いドキュメンタリーだったが、スピルバーグが出てきてお互い褒め合うんだから満たされるのなんの。映画好きになった原点であるお二人が並んでいるのあまりにもまばゆい。

元ジャズ奏者で妙に納得したというか、カンティーナバンドが真っ先に浮かんだ。この曲も好き。

スターウォーズテーマ曲の初っ端を「産声」と表現するジョージ・ルーカス。実際に初めて聞く場面までの経緯を見せてくれた上であの曲を聞かされると鳥肌倍増。やっぱりすごすぎるテーマ曲。

ヘドウィグのテーマを「楽勝だった」とニッコニコのジョン氏可愛い(この時点で「楽勝だと!?」ではなくて、「そりゃそうだろ」というマインドになっている)。

ジュラシックパークとシンドラーのリストを同じ年に担当。なぜそのような事ができる? なぜシンドラーのリストのような音楽が作れる?

このあたりは今後の鑑賞候補に。
"屋根の上のバイオリン弾き"
"ポセイドン・アドベンチャー"
"タワーリング・インフェルノ"
"ブラック・サンデー"
"7月4日に生まれて"

手で譜面を作るのと電子で作ることの差も分からんけど、こういうのは昔ながらのやり方がどうも良く見えてしまうな。努力の数が違うと評価されるのも素敵。
あと、いつの撮影か分からんけど声が若すぎんか?いつまでもお元気で。

「ヨーダのテーマやE.T.の曲が自分らしい」と聞いてなんというかすごく優しい気持ちになった。E.T.観たい。

ちなみに個人的なジョン・ウィリアムズベスト(絞れない)はロスト・ワールドのテーマとアズカバンの囚人です。好きな曲まじで何曲あるやろか…。
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