唐十郎と唐組劇団員たちの2006年11月から半年間、ある舞台の脚本作りから初演までを記録したドキュメンタリー映画。
年末のポレポレ東中野で 唐十郎 追悼上映。
観劇にハマったことは一度もない (大好きな『いきなり本読み!』は演劇とは別物という認識) のだが、なぜか劇団員という存在には興味がある。『下北サンデーズ』とかも好きだったが、これも奇しくも2006年放送のドラマ。
彼にとっては、生きること自体が演劇。その目を見ていると彼自身が一番愉しんでいることがよく分かる。
唐十郎という存在が興味深いのはもちろん、メタな視点を持つドキュメンタリーはやはり面白い。