このレビューはネタバレを含みます
序盤は退屈な話かもと思ったけど、
とんでもなかった。愛を巡るツワモノふたりに唸ったりしびれたりしながら目が離せなかった。
モンリヴォー将軍のギョーム・ドパルデューがはまり役。
ナポレオンの部下で戦績優秀な男とは…とおじさんが忠告していた通りのそこら辺の男とは全く違うものを完全にみせてくれた。
ラストも唖然。何篇もあるうちの一篇なのか?それとも美しい詩のような思い出なのか?
誘拐した時の「殺して良し」も驚いたけど、結局ただの支配欲だったのかも?と、鑑賞後も考え続けてしまった。恐るべしモンリヴォー将軍。