このレビューはネタバレを含みます
プロの失業宣告人の主人公。前半はひたすらそれがカッコいい!惚れるシーンばかりなんだけど、結局、人生で必要なものに気づいた時にはもうそれが手に入らない状況だってことがわかって、悲しすぎる映画だった。
彼は、人と出会った時世界が止まってみえて、私たちだけしか見えない!みたいな世界系恋愛をバカにしていたのに、妹の結婚式に参加したり、今までの仕事がすべてリモートになったりしたことで、好きな人に想いを伝えよう!と講演ブッチしてまで、向かって行ったのに、その恋していた人の家に突撃したら家族がいた!!そばにいてくれる人が欲しいなって思ったけど、時すでに遅し。周りにはもういないってこと。ラストの空港電光掲示板を見つめる主人公、悲しすぎる。
コロナ前発表の映画なのに、リモートでできる仕事とそうすべきでない仕事をしっかり描いていてすごい。
そしてそして、ジョージ•クルーニーかっこよすぎる!ラウンジのバーで、機内トイレイチャイチャしたことあるわよ、のシーンでのジョージのニヤケがキモくない!なんでキモくないんだ!クールすぎる!うっとり。