ずいぶん昔に劇場鑑賞。
何でかBlu-rayも持ってるのです。
中世のヨーロッパに実在したカストラート(ボーイソプラノの美声を保つために去勢された男性歌手)、ファリネッリの半生。
非凡なファリネッリと凡庸な作曲家の兄、その天才と凡人の対比がどこかアマデウス的な感じでもありますが、
何よりもその再現された歌声が官能的。
再現技術は高音域を女性のソプラノ歌手、低音域を男性のカウンターテナーが担当してそれをデジタルで繋ぎ合わせたそうで、それを演者の口パクで演出してますが、その美声が作り物ながらに圧巻。
カストラートの歌声が高音に差し掛かると、聴衆者の女性たちが聴き惚れて(失神して)バッタンバッタン倒れるという。
今こそ4Kリバイバルお願いします(誰に)