よっしー

裏窓のよっしーのネタバレレビュー・内容・結末

裏窓(1954年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

「裏窓(吹替版)」

主人公の部屋の中だけで起こるワンシチュエーションドラマなのに内容が濃い。演劇的で、最後まで向かいの建物に住む男が妻を殺したか否かはわからない。ただ自分の予想が外れた挙句、2時間イライラした主人公が報われるもんだから、そこは納得がいかなかったのだが、主人公が報われない話になってほしいという価値観自体この時代にはまだ存在していなかったのかもしれないな。
人間の好奇心の恐ろしさに焦点を当てた名作でヒッチコック作品の中でも、5本の指に入るほど有名な作品であるということも頷ける。なんと言ってもグレース・ケリーの美貌に目を奪われる。
よっしー

よっしー