ジャッキー・チェンが【アジアの鷹】という異名を持つ凄腕な宝物専門冒険家ジャッキーを演じ、秘宝〈神の武具〉を狙う邪教集団と対決する西洋が舞台のアクション・アドベンチャー。ジャッキーの軽やかなアクションや男女四角関係ラブコメディもあり陽気な娯楽作という仕上がり!脚本や設定は気がかり😶(140文字)
****以下ネタバレあり&乱雑文****
『香港映画見ようね会』に参加させていただきます。XXXXXさん、ありがとうございます。また、お誕生日おめでとうございます🎉✨🍰XXXXXさんにとって素敵な1年になりますように😌そしてこの【#香港映画見ようね会】もさらに盛り上がる1年になりますように😊✨
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なおMARKは個人的な感想で辛目の評価となりますので、本作をお好きな方、会に参加されている方、これから鑑賞のある方はご注意をお願いします。XXXXXさん、お誕生日なのに申し訳ございません!でもご紹介ありがとうございます🙇♀️
世界的に有名なアクションスターであるジャッキー・チェンが、【アジアの鷹】という異名を持つ冒険家(トレジャーハンター?)ジャッキー(同名!)を演じ、〈神の武具〉という5つの秘宝を狙う邪教集団と対決する、アクション・アドベンチャーです。邪教集団が〈神の武具〉を集めるために有能な宝物専門の冒険家【アジアの鷹】を利用しようとジャッキーの元恋人ローラを攫います。人質と秘宝の交換を要求されたジャッキーは、彼女を助けるためにローラの婚約者で元バンド仲間のアランら共に奔走していく…という物語です。
〈冒険家が主人公の映画〉というと有名なところで『インディ・ジョーンズ』があると思いますが、私はインディを見たことがないので分からず…🤔ただ『アンチャーテッド』等と比べると、『お宝探し』がストーリーの起点かつ舞台でありながら、意外と〈冒険〉の部分には熱量が少な目で遺跡探索や秘宝ミステリーを解くようなタイプではなく、あくまで〈ジャッキーが邪教集団を倒す〉という〈ヒーロー〉的な演出を太い幹として置いているように感じた作品でした。そこに男女四角関係のラブコメディ(コント)を添えて…ですかね🤔
全てはヒーロー・ジャッキー・チェンのために!私が今まで鑑賞してきた数少ないジャッキー映画は全てその傾向が強くみられると毎回思っていたので(そしてそれを求められているでしょうし)、やはり今作も〈ジャッキー・チェンのための作品〉であり、ジャッキー・チェンがお好きな方が特に堪能できるように思います。そして陽気で妙にノンビリした雰囲気をずっと纏っている作品なので、娯楽特化型なアクション映画を楽しみたい方にも良いかもしれません🤗✨
ただ、私はこの映画は合わず…。香港映画にもジャッキー・チェンにも元々疎いタイプですので、本作の魅力やポイントは他の方のレビューで理解を深められればなという感じです🧐
私の中で良かった点は大きく2つ。ジャッキー・チェンの隠し切れぬ身のこなしの軽やかさと、ラストの気球アクションです。
本作は思ったよりもジャッキーアクションが少な目で、ざっくり分けると冒頭に少しと終盤の20分ほどに集約されています。終盤のバトルシーンは特出すべきところがあるというよりは、安定感のあるアクションという印象でしたが、それ以上に〈邪教の巣窟である洞窟内〉を進んだり登ったり下りたりなど、ふとした時の動きの軽やかさ・鮮やかさに惹かれました。今でいうパルクール的な、あまりに自然なるも目を見張る身体能力。そういう主力バトルだけではない細かな部分での動きにもジャッキー・チェンの凄さが反映されているところが良かったです。また、後者の気球は「どうやって撮ったの!?」とビックリしました。あれもスタントなし…?え、凄くないですか??どうやってるの???😲
一方でシナリオやキャラクター造形・作りこみ、設定については、今まで鑑賞した香港映画の中では最もゆるゆるだったように思います。散漫に思いましたし一貫性や芯がグラグラに感じ…😔相棒の男性については冒険中に何か有用な動きをするわけではなく、途中からは諦めて「守られる系ヒロインが3人いる映画だと考えよう…」と切り替えて見ましたが、でもそれってやっぱり3人もいらぬような…🙄また対人アクションが少ない本作は、中盤のポイントとしてカーアクションが入るのですが、派手ではあるがとても大味で、〈意味よりも迫力を追い求めるような爆発と破壊〉にさほどロマンを感じない私には辛め…。
もっと細かな部分でも…。【アジアの鷹】ジャッキーはキャラクターの個性(おそらくカッコイイ仕草として付与されているのだと思うもの)として、高頻度でガムを噛んでいます。そしてそのガムをそこら辺に吐き捨てるのですよね。なんでこれからバトルするのにガムを噛むのかも不明ですし、それ以上に例え誰も来ない洞窟でもそこら辺にガムを吐き捨てるのが私には見苦しく思えました。そういう〈私〉と〈映画〉の微妙な感覚のズレが他にもいたるところにある、そんな作品でした。
🔦🐝「ジャッキー・チェン作品ではお馴染みであるエンディングのNG集が今作でも健在。そこにこの映画で発生した大事故に関する映像も収められていました。それをNG集へ入れ込んでいる辺りも正直、面を食らいましたが‥‥🙄何はともあれジャッキー・チェンの命あって本当に良かったと思います😌このような事故があって、ジャッキー・チェンはもちろんのこと、それでも作品を完成にまで漕ぎつけた制作陣の方々の努力と熱意は本当にすごいですね!」