黒澤明作品の助監督を務めてきた大森健次郎の監督sデビュー作。なぜか「地震列島」を作って、3本で消えてしまうのだが。高野悦子の原作を
重森孝子、森谷司郎が脚色した作品だが、初監督にしては違勅が感じられ…
1969年に二十歳になり半年後に自殺した立命館大学生の日記「二十歳の原点」(1971)を映画化。脚本は「はつ恋」(1975)「泥の河」(1981)の重森孝子と森谷司郎。監督は本作がデビューの大森健次…
>>続きを読む映画は、撮影時(1973年)の京都の雑踏シーンから始まる。街を行き交うお洒落で屈託のない笑顔で語り合う女子大生たち。物語はわずか4年前の出来事なのに、そのギャップ、彼我の違いを端的に描いているオープ…
>>続きを読む1973年 日本 監督大森健二郎
キャスト:角ゆり子、地井武男
高野悦子さん。立命館大学生、20歳。
忘れられない作品だ。この本で「シアンクレール」を知った。
学生運動で授業も、試験もまま…
旅に出よう
湖の水面を暗やみの中に漂いながら
笛をふこう
そして、ただ笛を深い湖底に沈ませよう
( 自殺2日前の日記 )
1969 年 当時立命館大学に通う高野悦子という女性の日記…
この映画から…
大学生の高野悦子が二十歳になってから、自殺するまでの約半年間を綴った日記の映画化。高野役を演じる角ゆり子の可愛らしさが目を惹く。
日記には描かれていない、列車への飛び込み自殺をするまでの道程と妄想…