生まれてからずっと地下牢に繋がれ、歩くこともままならず、言葉はおろか自分以外に人間がいることすら知らなかったカスパー・ハウザー。ある日突然解放され、片手に騎兵大尉への手紙を握りしめて外の世界に放り出…
>>続きを読む悪い子バビーの元ネタかというくらい最初は似てた
彼の訴えはどこか真実めいたところがあり、特にメイドに対して女はなんのためにいるのか、女には編み物や家事しかさせないのか、と尋ねるところはなかなか攻め…
16年間幽閉されていたカスバー・ハウザーはもちろん興味深いけど、19世紀前半のドイツの街並、食事風景、時代背景も良く出ていた。牧歌的な景観を眺めているだけでも楽しい。
無知の状態から学習し文明化さ…
人間が人間であるってどういうこと?っていうことが伝えたかったのかなと思った。猫の手を引いて歩くところとかリンゴに意志があるって思ってるカスパーの純粋さが結構かわいいけどそれゆえに苦しんでるところがか…
>>続きを読む現代では作れそうに無い映画を見た時のゾワゾク感に浸りたい日
マウント取りに使われて、勝手に失望されて殴られて刺されて…
じいさんとメイドのフラットな愛があってまだよかった
いや、誰にも知られず幽…
フィツカラルドがすごくつまらなかったから避けてたけど思ったより良かった、文明と野生の関係の多くが文明側のパターナリズム的な形で、彼らを文明の倫理の内に取り込み、「香奈、頭をよくしてあげよう」的な傲慢…
>>続きを読むフランソワ・トリュフォー監督の『野生の少年』という18世紀に森で発見された少年の成長を見守る博士の話に感銘して、その時からこの作品も気になっていました。
ヴェルナー・ヘルツォーク監督は1作しか観て…