ロバート・フォスター追悼。
マーシャル・マクルーハンの言葉を借りて、テレビ的な「クール・メディア」をテーマにした作品。まず、タイトルバックまでの流れがとてつもなくクールなのだ。
カメラマンの命題はや…
1960年代後半、カウンターカルチャー隆盛期のアメリカを捉えた作品。それも単なる実録映像に留まらず、ジャーナリズムを起点にした大胆な映画になっている。冒頭から冷淡な取材の場面が映し出されるように、報…
>>続きを読むクラクションが鳴り響く凄惨な事故現場とそれを冷酷に淡々と撮影する記者から始まるこの作品は、敏腕撮影監督ハスケル・ウェクスラーが監督しただけあって実に見応えのあるものだった
ジャーナリズムという記録…
ハスケル・ウェクスラーが監督しているので、ショットやカメラワークが超絶カッコいい(カメラ担当はウェクスラーとマイケル・マーギュリーズ)。イエローの服に身を包んだバーナ・ブルームがグリーンの軍服を着た…
>>続きを読む「あかん。あかん。スタジオなんかにおったらあかん。カメラかついで町へでるんや。アメリカで今何が起こっているか見たいんや!!」
ハスケル・ウェクスラーの怒鳴り声が聞こえてきそう。100%関西弁ではない…